@article{oai:meigaku.repo.nii.ac.jp:02000166, author = {宮﨑, 眞}, journal = {明治学院大学心理学部付属研究所年報 = Annual Report of the Meiji Gakuin Institute for Psychological Research}, month = {Jun}, note = {⑴研究目的 スクリプトおよびスクリプトフェイディング手続きにより電話での取次と後からの報告を指導し,3年後7年後の維持を評価することを研究目的とする。⑵研究計画 ベースライン期,スクリプトおよびスクリプトフェイディング手続きを用いた介入期,家庭での般化プローブ期によりスクリプトおよびスクリプトフェイディング手続きによる指導の評価を行い,標的行動の家庭への般化を評価した。3年後および7年後の電話操作の維持を評価した。⑶場面 大学の1室に机を挟んで対座した。⑷参加者 知的障害のある自閉症の生徒2名(中学部)⑸独立変数の操作 スクリプトおよびスクリプトフェイディング手続きによる指導パッケージ⑹行動の指標 標的行動の遂行をS反応,US反応,無誤反応に区分して記録した。⑺結果 昨年度からの継続の取次行動はBL期および介入期からUS反応がほとんどであった。後からの報告はBL期では無誤反応が多く,介入期のS期ではS反応,US期ではUS反応が多かった。刺激性制御がスクリプトから漸進的に自然な手がかりに移行したため,誤反応がきわめて少なかった。終了後の家庭で般化プロブ,3年後および7年後の般化調査でも,携帯電話を日常的に使用し,取次や報告も見られた。⑻結論 電話操作の技能をSSF手続きにより指導することができる。また,そのスキルは生活の中に活用されていた。今後,更に事例を加え,更に検証をする必要がある。, Article, 【特別寄稿/Special Contribution】}, pages = {31--44}, title = {自閉症中学生2名に対するスクリプトおよびスクリプト・フェイディング手続きによる携帯電話スキルの指導─取次スキルおよび後からの報告スキルの習得と般化維持─}, volume = {16}, year = {2023} }