@article{oai:meigaku.repo.nii.ac.jp:02000167, author = {金沢, 吉展}, journal = {明治学院大学心理学部付属研究所年報 = Annual Report of the Meiji Gakuin Institute for Psychological Research}, month = {Jun}, note = {心理療法において,クライエント(CL)の好みに合わせた対応を行うことは臨床的に有効であることが研究によって示されている。CLの好みとは,CLが自分自身の心理療法場面における体験がどのようなものであって欲しいかを示す欲求・願望や,CLが心理療法において重要と考える事柄と定義される。メタ分析においては,CLの好みについて話し合い,それを踏まえた対応をセラピスト(TH)が行うことにより,CLによるドロップアウトの減少と,TH-CL間係や心理療法効果の向上につながることが示されている。臨床実践上の留意点としては,初期段階および継続的なアセスメントの重要性と,CLの好みへの対応が困難あるいは不適切と考えられる場合の対応の2点が指摘されている。国内ではCLの好みに関する研究が乏しく,概念的な整理,アセスメント方法の開発,好みと心理療法効果との関係等の研究上の課題と,TH教育における課題が挙げられる。, Article, 【文献レビュー/Literature Reviews】}, pages = {47--58}, title = {心理療法におけるクライエントの好みに関する研究:文献レビュー}, volume = {16}, year = {2023} }