@article{oai:meigaku.repo.nii.ac.jp:00002893, author = {李 , 嬋娟}, journal = {明治学院大学国際学研究 = Meiji Gakuin review International & regional studies}, month = {Mar}, note = {本稿の目的は,海外留学の効果を正確に知るために必要な分析方法を先行研究に基づいて整理し,先行研究が指摘する注意点を考慮しながら明治学院大学国際学部のデータを用いて留学の効果の分析を行うことである。本研究の特徴は,(1)留学の効果のメカニズムを考える概念的枠組みに基づいて留学が影響を与えるアウトカムを適切に定義したこと,(2)留学により向上が期待される(非)認知能力として有効性と信頼性がある異文化理解度などの指標を用いたこと,(3)アウトカムとして労働市場の成果も用い,その成果を客観的な指標により測定したこと,(4)留学経験の効果を正しく推定するために留学経験とアウトカムの両方に影響する他の能力の影響を除去したことである。その結果,留学は(非)認知能力を向上させ,労働市場の成果にも正の効果を与えるが,後者の影響の意味については議論の余地がある。ただし,本研究にもデータと分析方法に限界があり,今後の課題を議論し,必要な研究方法を提案した。, Article, 【論文/Articles】}, pages = {1--28}, title = {海外留学の効果に関する実証分析―(非)認知能力と労働市場の成果を中心に―}, volume = {54}, year = {2019} }